2012年 05月 08日
岩手県野田村へ Ⅰ |
5月に入り、初めての更新です。
みなさん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。
バニヤンツリーは、5月4日(金)5日(土)岩手県野田村へ行って来ました。
今回の訪問目的は、野田村のがれきの現状や、漁港の復興状態を見ること、
そして、米田地区仮設住宅の方からお話を伺うことです。
野田村は、この季節特有のやませに包まれていました。
えぼし荘から海方面です。
松林の向こうは海。雲のように見えるのがやませです。
4日(金)午後、野田村に着き、さっそく野田港へ行ってみました。
昨年8月末、野田港入口付近には、たくさんの瓦礫がありました。
2011年8月21日
8か月以上経ち、いくらか分別されていました。
国道45号線沿いの瓦礫も分別が進んでいるようですが、
国道を挟んで海際はまだのようでした。
昨年8月末、堤防近くの田んぼには、松林の松や小さな船、生活用品などが
散乱していました。
2011年8月21日
整地が進んでいました。
早くお米が作れるといいですね。
4日(金)夕方、野田村米田地区仮設住宅の女性お二人と
いつもお世話になっている下安家地区仮設住宅の漁師のSさんから
お話を伺うことができました。
いらしてくださった米田仮設の女性は、瓦礫置き場の地主さんでした。
月わずかのお金で土地を貸していること、住居の移転先や行政の対応など、
土地に関係する問題も知ることができました。
そして、なにより、お二人の女性に「秋田県が野田村の瓦礫を受け入れてくれて…。」と、
ご挨拶されたことが強く心に響きました。
#
by banyantree-japan
| 2012-05-08 12:55
| 東日本大震災支援事業