2017年 07月 17日
【講演会】今、農業を語る |
6月3日(土)アトリオンにおいて
「今、農業を語る」のタイトルで講演会が開催されました。
講師は、湯沢市雄勝小学校教諭の簗瀬均先生です。
簗瀬先生は、
秋田県が誇る石川理紀之助の師である高橋正作の研究家として有名な方です。
当日は、高橋正作の92年間の生涯について講演されました。
高橋正作といえば、「院内銀山」ですが、
適格な飢饉対策の実践も大きな功績のひとつです。
雄勝の小野地区はもともと水害が多いことから、
正作は常日頃から「米は蓄えておけ」と村人に話していました。
また、飢饉の際には米を求めて他県を歩き回り、
村人約一年分の米を購入し、村人の命を救いました。
そして、知る人は少ないとのことですが、
高橋正作はクジラの油を使用した無農薬農法の先駆者であったそうです。
クジラの油は殺虫効果があったのでしょうか。
秋田県が誇る 県種苗交換会は石川理紀之助により始められましたが
師である高橋正作も第1回から10回まで参加しています。
種苗交換会は当初は秋田市八橋において情報交換の場として開催され、
次第に農作物の品評会が始まり、今の様な形になったようです。
バニヤンツリーは2010年より石川理紀之助に関わる事業に参画していますが
石川理紀之助を学ぶ上で高橋正作は欠かせません。
今回、このような講演会に参加できて大変勉強になりました。
そして、更に詳しく学びたい方には、
講師の簗瀬均先生の「村守る、命かけても 聖農高橋正作伝」をおすすめします。
2007年に秋田魁新報社より出版されています。
「今、農業を語る」のタイトルで講演会が開催されました。
講師は、湯沢市雄勝小学校教諭の簗瀬均先生です。
簗瀬先生は、
秋田県が誇る石川理紀之助の師である高橋正作の研究家として有名な方です。
当日は、高橋正作の92年間の生涯について講演されました。
高橋正作といえば、「院内銀山」ですが、
適格な飢饉対策の実践も大きな功績のひとつです。
雄勝の小野地区はもともと水害が多いことから、
正作は常日頃から「米は蓄えておけ」と村人に話していました。
また、飢饉の際には米を求めて他県を歩き回り、
村人約一年分の米を購入し、村人の命を救いました。
そして、知る人は少ないとのことですが、
高橋正作はクジラの油を使用した無農薬農法の先駆者であったそうです。
クジラの油は殺虫効果があったのでしょうか。
秋田県が誇る 県種苗交換会は石川理紀之助により始められましたが
師である高橋正作も第1回から10回まで参加しています。
種苗交換会は当初は秋田市八橋において情報交換の場として開催され、
次第に農作物の品評会が始まり、今の様な形になったようです。
バニヤンツリーは2010年より石川理紀之助に関わる事業に参画していますが
石川理紀之助を学ぶ上で高橋正作は欠かせません。
今回、このような講演会に参加できて大変勉強になりました。
そして、更に詳しく学びたい方には、
講師の簗瀬均先生の「村守る、命かけても 聖農高橋正作伝」をおすすめします。
2007年に秋田魁新報社より出版されています。
by banyantree-japan
| 2017-07-17 18:20
| 講演会など