2013年 12月 03日
大学女性協会秋田支部様より奨学金支援 |
早いもので今年もあとひと月になりました。
みなさまはお元気でお過ごしですか。
相変わらず更新が遅れており、大変申し訳ございません。
今日は、大学女性協会秋田支部様による
デビシャウル村女子高校生の奨学生二名のご紹介をさせていただきます。
2013年度は、テーマを「私が田舎で暮らしたい理由」「私が田舎で暮らしたくない理由」の
二つに設定し、自分が住んでいるデシャウル村について作文を書いてもらいました。
奨学生の二人はいずれも自分たちが住む村を客観視できていること、そして問題を見つけ
ていること。更にファルハナ ボビさんは、その課題をどう解決していくかも考えています。
そのことが大きな決定理由になったとバングラデシュの担当より報告を受けています。
私が田舎で暮らしたい理由
ファルハナ ボビ(高校3年)
田舎に暮らしている人のほとんどは貧しくて大変です。貧困のため、勉強を辞めてしまう学生も少なくないです。このように、貧しいがために本来あるべき基本的な権利さえ失ってしまいます。その上、仕事がなく働く機会もほとんどありません。そして、栄養失調を改善する医療設備も整っていません。私は、バングラデシュの発展は田舎の発展なしにはあり得ないと思っています。そのためには、田舎の人々の生活を向上させる必要があると信じています。田舎に住む私たちは、田舎の人々に光を照らし、導く必要があります。そのため、特に若者が努力すべきだと思っています。若い力がこの無力な人々に教育・医療などに関して正しい知識を提供する必要があるのです。また、田舎の若者だけではなく、すでに教育を受けている等、恵まれている人々も手伝うことが必要です。
私はそのためにこの先も田舎で暮らしたいと思っています。日々の暮らしさえ大変な近所の人たちに優しい手を差し伸べ、社会的問題等の解決に努力したいと考えています。
私が田舎で暮らしたくない理由
シャプラ アクタル(高校1年)
はじめに
田舎暮らしを嫌う理由にまずは貧困があげられます。貧困のため、衣食住等、基本的なことが満たさないまま暮らしています。その上、田舎は人口も多いです。
問題の理由
私の田舎の大人たちは読み書きできない人が多いです。またそのような大人は子どもをたくさん産み、その子こどもたちにきちんと教育を受けさせることができません。子どもの数が多いとその子供たちを教育させるのも難しいです。きちんと教育を受けないと良い職業にもつけません。つまり良い大人にならないでしょう。また、年齢がいかない子供のうちの結婚も問題だと思います。女の子は特に早い結婚によって、教育の機会も失っています。そして、そのあとは貧困の問題です。
私たちは貧困からなかなか逃れられません。良く頑張って成功したと思ってもまた直ぐに何か問題が起こります。だから、貧困からなかなか脱出できないのが現実です。つまり、貧乏はもっと貧乏になっていくのです。これらの状況なので、私は田舎で生活したくありません。
バニヤンツリーでは、デビシャウル村の中学生、高校生を応援してくださる団体、個人を
募っています。
みなさまのご協力をよろしくお願い申し上げます。
みなさまはお元気でお過ごしですか。
相変わらず更新が遅れており、大変申し訳ございません。
今日は、大学女性協会秋田支部様による
デビシャウル村女子高校生の奨学生二名のご紹介をさせていただきます。
2013年度は、テーマを「私が田舎で暮らしたい理由」「私が田舎で暮らしたくない理由」の
二つに設定し、自分が住んでいるデシャウル村について作文を書いてもらいました。
奨学生の二人はいずれも自分たちが住む村を客観視できていること、そして問題を見つけ
ていること。更にファルハナ ボビさんは、その課題をどう解決していくかも考えています。
そのことが大きな決定理由になったとバングラデシュの担当より報告を受けています。
私が田舎で暮らしたい理由
ファルハナ ボビ(高校3年)
田舎に暮らしている人のほとんどは貧しくて大変です。貧困のため、勉強を辞めてしまう学生も少なくないです。このように、貧しいがために本来あるべき基本的な権利さえ失ってしまいます。その上、仕事がなく働く機会もほとんどありません。そして、栄養失調を改善する医療設備も整っていません。私は、バングラデシュの発展は田舎の発展なしにはあり得ないと思っています。そのためには、田舎の人々の生活を向上させる必要があると信じています。田舎に住む私たちは、田舎の人々に光を照らし、導く必要があります。そのため、特に若者が努力すべきだと思っています。若い力がこの無力な人々に教育・医療などに関して正しい知識を提供する必要があるのです。また、田舎の若者だけではなく、すでに教育を受けている等、恵まれている人々も手伝うことが必要です。
私はそのためにこの先も田舎で暮らしたいと思っています。日々の暮らしさえ大変な近所の人たちに優しい手を差し伸べ、社会的問題等の解決に努力したいと考えています。
私が田舎で暮らしたくない理由
シャプラ アクタル(高校1年)
はじめに
田舎暮らしを嫌う理由にまずは貧困があげられます。貧困のため、衣食住等、基本的なことが満たさないまま暮らしています。その上、田舎は人口も多いです。
問題の理由
私の田舎の大人たちは読み書きできない人が多いです。またそのような大人は子どもをたくさん産み、その子こどもたちにきちんと教育を受けさせることができません。子どもの数が多いとその子供たちを教育させるのも難しいです。きちんと教育を受けないと良い職業にもつけません。つまり良い大人にならないでしょう。また、年齢がいかない子供のうちの結婚も問題だと思います。女の子は特に早い結婚によって、教育の機会も失っています。そして、そのあとは貧困の問題です。
私たちは貧困からなかなか逃れられません。良く頑張って成功したと思ってもまた直ぐに何か問題が起こります。だから、貧困からなかなか脱出できないのが現実です。つまり、貧乏はもっと貧乏になっていくのです。これらの状況なので、私は田舎で生活したくありません。
バニヤンツリーでは、デビシャウル村の中学生、高校生を応援してくださる団体、個人を
募っています。
みなさまのご協力をよろしくお願い申し上げます。
by banyantree-japan
| 2013-12-03 15:32
| 海外事業